ワイン情報
ボージョレ ヌーヴォー2020 葡萄の生育状況
<ルイ テット ボージョレ ヴィラージュ ヌーボー2020 航空便>


12 月、1 月はここ4 年間で最も暖かい冬となりました。 温かい冬は、収穫の早いビンテージをもたらします。 2 月には伸びた枝を剪定しました。これは手間のかかる手作業で、長い経験が求められます。 3 月の霜の被害がありましたが、ひどくはありません。 4 月の天候は晴天が多く、樹の成長は早まりました。 7~9 枚の葉ができており、昨年の同時期と比べると2 枚多いです。すでに小さな葡萄を見ることができます。

開花は2 週間前に始まり、現在(5月末)は全体の半分が開花した状態です。 気温が高い日が続いているおかげで、葡萄の生育は早まっています! 通常、収穫は開花から約90 日後とされていますが、今年の収穫は早まると予測しています。 今のところ、葡萄の生育は良好です。

天候が良かったおかげで開花の過程は順調に終了ました。
ほとんどの花が受粉し、葡萄の大きさも満足いくものになりました。
受粉した花は、鉛の粒くらいの大きさからエンドウ豆くらいのサイズになります。
現在は(6 月末)直径1 センチほどの大きさに育っています。
葡萄の実が十分に育ったら、葡萄の房はコンパクトに引き締まり、粒は密着します。
ボージョレの北部は、すでにこの段階に入っています。これからは葡萄が色づき、熟すのを待つのみです。
畑の状態は健全で、今のところ問題はみられません。
少し雨が降った後、天候は暖かく乾燥しています。しかし、我々は注意深く見守る必要があります。
天候の変化によって病害が素早く広がる可能性があるからです。

<2020/8/31 畑レポート>
畑では葡萄の収穫は順調です!この忙しい中ですが、葡萄の状態や品質についてお知らせします。
葡萄の房は現在、熟成を終えています。畑では水不足が感じられ、樹によって状態は異なります。若い樹は樹齢の高くしっかり成長している樹よりも、より水の影響を受けました。にもかかわらず、2020年の収穫は、見たところ、品質の高い年になりそうです。
熟成度合のチェックは終了しました。8月中に農家は葡萄のサンプルをセラーに届けました。これによって技術者は葡萄の熟成度合い、酸度、PHを測る事ができました。これらの分析をする事によって、葡萄の熟成度合いに応じた収穫日を決定できました。いつも通り、私達は収穫開始日をできる限り遅らせました。畑で望ましい熟成に達するために。

今日、スパークリングワインの葡萄の収穫が終わりました!良い品質の収穫でした。糖度と酸度の良いバランスでした。Chardonnay、Pinot、Gamayは、セラーマスターが注視しながら、バットで休ませる必要があります。月曜日以降、Beaujolais-Villages、Coteaux du Lyonnais、Crus、Beaujolaisなどのアペレーションの葡萄の収穫を行っています。状態は同じです。葡萄は素晴らしいです。 今も影響を受けている水不足のために収穫量は限られますが。 葡萄の収穫作業員は、好ましい天候条件の下、忙しくしています。晴天ですが、暑すぎる事はありません。収穫が終わるまで続く事を願っています!

8月末より葡萄の収穫が始まりました。
7月からの干ばつ(50年来で最も深刻な干ばつでした)による水不足の影響で、収穫量は通常の75%に留まりましたが、葡萄は素晴らしい状態でした。
10月上旬、ワインは全て発酵を終え、ボージョレ ヌーヴォーの最初の瓶詰が予定されています。
最初のテイスティングの印象では、しっかりと濃縮された果実が表れています。
常に良い品質となる可能性があります。素晴らしい色合いで、濃縮した果実味、優れたボリューム感があります。
皆様にお届けできるのが待ちきれません。