大変申しわけございません,只今欠品中でございます
ギリシャ神話のキューピッドが人間の心を射抜く矢「Saetta」
ワイン名,ヴィンテージ |
SA'ETTA サエッタ 2016
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容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,13.5% , 赤ワイン,フルボディ
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ボディ |
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味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
イタリア,トスカーナ(キャンティ・クラッシコ)
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生産者名 |
MONTE BERNARDI モンテ・ベルナルディ
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葡萄品種 |
サンジョベーゼ100%
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醸造・熟成 |
フレンチオーク樽にて発酵
30HL大樽でMLF後24ヶ月、瓶熟12ヶ月 |
原産地呼称 |
D.O.C.G.CHIANTI CLASSICO RISERVA
D.O.C.G.キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ |
オーガニック |
ビオロジック(ユーロリーフ)
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インポーター |
ヴィントナーズ
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商品詳細

サエッタ、名前の由来
ギリシャ神話のキューピッドが人間の心を射抜く矢
Sa'etta(サエッタ)とは現代では稲光という意味ですが、ギリシャ神話には恋愛の神様キューピッドが人間の心を射抜く矢を「Saetta」と呼び、心を射ぬかれた人間は途端に恋に落ちるという御伽話があります。 モンテ・ベルナルディでは、一度飲んだら一目惚れの様に衝撃的な深い印象を受けるこのワインをSa'ettaと名付けました。


ロバート・パーカーがキャンティNo.1と絶賛したモンテ・ベルナルディの“キャンティ・クラシコ”。 サエッタは“キャンティ・クラシコ”を凌ぐポテンシャルの畑から産みだされる極上サンジョヴェーゼ100%で造られたキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァです。 エレガントで涼しげな表情を持った極上の味わいをお楽しみいただけます。
写真は2013/10/8 虎ノ門の試飲会場にて2009試飲時のもの。
非常に鮮明なチェリー・レッド。力強いタンニンはまだ若いが、エレガントな酸と豊富なミネラル分がバランスよくまとまっている。 力強いワインでありながら上品で緻密、このエレガントさはテロワールと生産者の努力の賜物だろう。 素晴らしいキャンティ・クラッシコ・リセルヴァ。
■参考評価
<2015ヴィテージ評価:ジャンシス・ロビンソン…18/20点>
<2009ヴィンテージ評価:デキャンタ誌…18/20(93/100)点>

サエッタと他の畑の土壌の違い

左の色の薄い土壌がサエッタの畑の土壌。 アルバレーゼと呼ばれる粘土を含む石灰質の土壌で独特のミネラル感を果実に与えます。 更にサエッタの畑の特徴として、マイケルが手に持つ大きなクウォーツ(石英)が所々に転がっている事。 これが昼間に蓄えた熱を放出することで果実の成熟を促します。

オーナー醸造家のマイケル・シュメルツァー氏
<品質の為なら躊躇なく生産本数を減らす厳しい品質追求>
衝撃的で一度飲んだら一目惚れの様に深い印象を受けるこのワインに「ギリシャ神話のキューピッドが人間の心を射抜く矢=Saetta」と名付けました。 『サンジョヴェーゼはテロワールを如実に現すピノ・ノワールの様な品種』と考えるワインメーカーのマイケルは、前オーナー時でさえ充分なクォリティーのワインであったにも関わらず、生産本数を更に厳しく半分以上減らし、品質追求する事となりました。 生産本数は激減したものの、サエッタが目指すスタイルである『エレガントで伝統的なキャラクター』により近づいたとの事です。 またサエッタに使わなかったサンジョヴェーゼをキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ、レトロマルチャに使う事で、2つのキュヴェの品質も格段に向上しております。

モンテ・ベルナルディ / トスカーナ州 =パンツァーノ・イン・キャンティ=

現存のカンティーナは約300年以上も前に建てられた歴史あるカンティーナです。 過去にはカスティロ・ディ・ランポーラに葡萄を売却しておりましたが1992年より
Ch.ル・パンに匹敵する様なワインを造ろう
と前オーナー Stak Aivaliotis (スターク・アイヴァリオティス) がワインの瓶詰めを始めました。
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『その綺麗なボトルの値段は高いが興味深い外観である。
しかし、最も重要なことは深い感銘を与えるワインだという事である。』
Wine Advocate #137 (2001年10月) -Robert Parker
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このコメントはロバート・パーカーのモンテ・ベルナルディ3本のワインに対するコメントです。 スターク氏のワインはパーカー評だけではなくイタリア国内有力ワインガイド誌‘ガンベロ・ロッソ誌’やマスター・オブ・ワイン‘ジャンシス・ロビンソン’等各方面で非常に高い評価を獲得しておりました。 しかしそれだけの賞賛を受けながらも前オーナーのワイン造りに対する情熱は薄れかけていました。 そんな所にワイン造りに情熱を持ったドイツ人の Schmelzer(シュメルツァー)兄弟(姉と弟)がこのカンティーナに訪れました。 幼い頃から様々な国を転々とした生活を送っていた2人は、どこか一箇所に根を張り落ち着いた生活を送りたいと望んでおりました。 そんな2人にとってモンテ・ベルナルディは運命の出会いでした。
ワイナリーを見た瞬間「ずっと探していた場所」だと確信したそうです。
ジェニファーは地質学からワインに携わった経験を持ち、弟のマイケルは醸造学科を卒業した後に様々な国でワイン造りに携わった人物です。 なんとか前オーナー・スターク氏にこのカンティーナを譲ってもらえる様に交渉しました。 そして2003年はスターク氏と共にワイン造りを行ない、スターク氏がシュメルツァー兄弟の情熱を認め、自らが築いた名声を更に高めるだろうと確信し、2004年よりシュメルツァー兄弟へ完全に引き継ぎました。

サンジョヴェーゼのポテンシャルを最大限に発揮する為の有機農法

下草にはソラ豆を生やしております。 ソラ豆は地中のミネラルや養分を多く吸収します。 ソラ豆の花が咲いたと同時に花を刈り取る事で、ソラ豆が貯めていたミネラルや養分は地中にリリースされ、葡萄は難なく『ソラ豆が集めたミネラルや養分』を得ることが出来ます。 近年は有機農法を実践し続けてきた事による良い結果が更に見られる様になったと言います。 最近は土壌が腐葉土を貯め込みどっしりとしてきており、バクテリアの数も増えた事で土壌の質が格段に良くなった事を体感しているようです。 また最近は仕立ての際に枝をワイヤーにくくりつけるゴムをやめ、柳の枝を使用し始めたと言います。 彼らの弛まぬ努力の結果が、近年顕著にワインの味わいに反映されてきており、非常にピュアで滋味深く、優しい味わいへ年々進化しております。


*醸造担当マイケル、広報担当ジェニファー、ご機嫌の店長
2007年3月22日、『モンテ・ベルナルディ』ディナーパーティー、神宮前『笄櫻泉堂』にて
<パーティーで試飲した感想(2004ヴィンテージを試飲して)>
キャンティ・クラシコよりも複雑性があり、スパイスや皮革の香りが加わり、ボディも重くなっているワインです。 市場にリリースする前のワインを空輸して間もなくでしたので、まだワインは閉じた状態。 ベストの状態で飲むのでしたら、デキャンタは必ず欲しいですね。 醸造担当のマイケル氏は『ツィンガナ』よりこの『サエッタ』に思いいれが深いようです。
土着のサンジョヴェーゼで、トスカーナのテロワールを余すところ無く表現しているワイン、それが『サエッタ』ではないかと思います。
次回はデキャンタを使用して!と言っても、僅か2,400本では次回は期待できませんけど。。。
2007年3月22日、『モンテ・ベルナルディ』ディナーパーティー、神宮前『笄櫻泉堂』にて
■パーティーの模様はこちらからご覧ください
<サエッタ テイスティング・ノート>
無理な凝縮感のない、自然にバランスが取れたエレガントで涼しげな表情を持ったサンジョヴェーゼです。 力強いタンニン、ミネラルに由来するボディが骨格となり、果実味を支え、まとまりの良い緻密な味わいの幾層にも連なる構造が印象的です。 よく熟したタンニンに由来する品の良い甘味と微かなハーブ香、長い余韻には紅茶、バター、バニラを感じます。
MONTE BERNARDI SA'ETTA 2016 モンテ・ベルナルディ サエッタ
■原産地呼称:D.O.C.G.CHIANTI CLASSICO RISERVA
■品種:サンジョベーゼ100%
■熟成:フレンチオーク樽にて発酵、30HLの大樽にてMLF後24ヶ月熟成。瓶熟12ヶ月
お客様の声
ゆう様 | 投稿日:2021年12月16日 |
おすすめ度:
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少し前にイタリア料理店にてグラスで頂きました。好みだったのでネット検索したところ、こちらで見つかり即購入しました。改めて頂くのが楽しみです。
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お店からのコメント