大変申しわけございません,只今欠品中でございます
電気を使わず造るノワット製法
ワイン名,ヴィンテージ |
COTES DE PROVENCE NOWAT ROUGE
コート ド プロヴァンス ノワット ルージュ 2018 |
容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,13% , 赤ワイン,フルボディ
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ボディ |
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味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
フランス,コート ド プロヴァンス
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生産者名 |
DUPERE BARRERA デュペレ バレラ
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葡萄品種 |
シラー55%、カベルネ ソーヴィニヨン45%
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醸造 |
二度の選果後、手作業にて100%除梗
ステンレスタンクにて野生酵母のみを使い醗酵
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熟成 |
ロマネ コンティから仕入れた1~2年樽で24ヶ月熟成
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瓶詰め |
無清澄、無濾過で瓶詰め
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原産地呼称 |
A.C.Cotes de Provence A.C.コート ド プロヴァンス
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インポーター |
ヴィントナーズ
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商品詳細

Dupere Barrera デュペレ バレラ


ラ ルヴュー デュ ヴァン ド フランス誌で、ネゴシアン部門最高賞受賞のデュペレ バレラ。
奥様のエマニュエル デュペレさん(左)と旦那さんのローラン バレラさん。
「ワイン今年の人10部門」特別賞を神の雫の作者が受賞した。
地質エンジニアとしての経験を活かし、テロワールを選び,電気器具を一切使わない伝統にのっとったプロジェクトや,SO2の使用を控え清澄・濾過は一切行わない自然派の醸造方法、 ロマネコンティ、イケム等の最高級の樽の使用など、超こだわりのワイン造りで誰もが一目を置く存在となり、南仏の新星と呼ばれます。 フランスワインガイドの『ゴーミョー』では「今年最も注目すべき新人」として異例の写真付きで巻頭に取り上げられたり、『クラスマン』でも同じお題目で巻頭に取り上げられました。 また、‘クラスマンガイド2005’の創刊10周年巻頭特集に、他の大物醸造家と肩を並べて採り上げられております。

DRCにワイン造りが認められた「ワイン生産者としての快挙」
デュペレ バレラはロマネ コンティのオベール ド ヴィレーヌ氏にワイン造りの信念を認められ,最上級の中古樽を譲ってもらう南仏屈指の生産者です。 「DRCより樽を譲り受けてワインを造る」という一見キャッチーなフレーズですが、DRCより樽を譲り受けているのはデュペレ バレラの「果実のピュアな味わい」を表現する為の並々ならぬこだわりの他なりません。 デュペレ バレラはワイン造りにおいて、葡萄の味わいをストレートにワインに表現する事を最も重きを置いております。 その為、認証は取得しなくともビオディナミを実践し、ワイン造りに機械を持ち込まない等、徹底したこだわりがあります。 そしてDRCやイケム、ボーセジュール ベコ等「一流生産者から使用樽を譲り受ける」というのも、そのこだわりの一つです。
果実味をピュアに出来る様に新樽の使用を控えているのですが、どんな使用樽でも良い訳ではありません。 一流生産者に納入される一流の樽だからこそ納得のいくワイン造りができる。 だからこそDRCやイケム、ボーセジュール ベコ等なのです。 しかしDRCから使用樽を簡単に得られたわけではありません。 何度も何度も手紙を送り続け、ようやく面会が許され「なぜDRCの使用樽が必要なのか?」等の質問を始め、100以上にわたる細かい質疑応答が繰り返され、デュペレ バレラのワイン造りの哲学がDRC側に認められた為、使用樽を譲り受けられるようになったのです。 更に、DRCだけではなく他の一流生産者から樽を譲り受ける際の「ワイン造り」に対する意見交換から得た知識も彼らのワイン造りに大いに反映されております。

徹底したこだわりの造り

裏ラベルにはフランス政府の厳しい基準をクリアした証のABマークと、EUオーガニック認定のユーロリーフ。
<樽への徹底したこだわり>
彼らのこだわりは樽の質についても感心させられます。 樽の仕入先はサンテミリオンのシャトー ボーセジュールベコ、ロマネ コンティにイケム。 このような樽を選ぶのには理由があります。 まず第一に果実香・果実味を大切にするデュペレ バレラでは強すぎる樽香をワインに与える可能性のある新樽を現在のところ控えています(2006年から一部で使用)。 第二にローランが納得できる樽はかなりの高品質。 しかし、樽そのもの、また原料となるオークの質に大きな差がある中、彼らが購入する樽数ではメーカーによる最高品質の樽の供給が望めません。 そこで必然的に樽メーカーがこぞって一番出来のよいものを納入する大手へと手紙を出し樽を譲り受ける交渉をしたのです。 当然、ワイン造りの話にもなるわけですから色々な話を聞ける事もメリットとなり一石二鳥と考えられたそうです。 樽は譲り受けられなかったもののヴァランドローにも電話をされ色々とワイン造りについて語られたそうです。 (余談ですが、奥さんはDRCに大変気に入ってもらえたそうで、1本お土産まで頂いたそうです)。

多くの一流フレンチが愛用
彼等の造るワインはリリース後も熟成を行わないと楽しめないワインではなく、収獲した葡萄をそのまま頬張ったようなフレッシュなブドウの味が感じられる、若いうちから楽しめるスタイルです。 レストランでは若いヴィンテージでも仕入れた直後からすぐにサービスができることから、多くの一流フレンチが愛用しております。
★★★(三ツ星) Auberge de L'Eridan
★★(二ツ星) Les Hauts de Loire, L'Auberge de Cheval Blanc
★(一ツ星) L'Altalndide, Vieux Castillon, Osetellerie Paulus, Hostellerie de la Chenaudiere

COTES DE PROVENCE NOWAT ROUGE コート ド プロヴァンス ノワット ルージュ

画像は2018/5/25 虎ノ門マリンビルにて2014ヴィンテージ試飲のもの
デュペレ バレッラの真骨頂とも言える『柔らかく、滑らかで、濃さもあり、でも優しい』独特の質感を存分にお楽しみいただけるノワット。 優しい果実味の中には品の良いミネラル感も感じられます。
電気を使わず造る“ ノワット製法 ”
ワイン造りにおいて、電気機械を一切使わず、古い伝統にのっとて造る事から【No=使わない、Wat=電気】と名付けられました。 この方法の最大のメリットは抽出を強く行ない過ぎずに優しいタンニンを得ながらも、満足のいく濃さが得られる事です。 ロワールで葡萄栽培と酪農を兼業する無名の年寄りが機械を使わずに醸造していたのを、たまたま目にする機会があったのがきっかけでこの醸造方法を行なうようになりました。 特に明確なメソッドがあったわけでは無い為、試行錯誤を繰り返しながら、2001年に初めてNowatにて醸造したワインが瓶詰めされました。
葡萄の育成、収穫

このキュヴェは、セレクションされた区画(傾斜が急であったり、人里離れていたりするという理由でほとんど放って置かれた状態)のヴィエイユ ヴィーニュに由来します。 ぶどうは必要に応じてグリーン ハーヴェスト、エフイヤージュを施した上、重なって成っている実は風通しをよくする為に、畑の針金の助けなどを借りて重ならないように配置させます。 収穫日は、バイオダリナミックのカレンダーに於いて「収穫に不適切な日」とされる日を可能な限り避けて設定します。 デュペレ バレラは、あえてバイオダリナミックやバイオの名を冠することはしていませんが、其々の農法から自分達が正しいと判断したことを組み合わせ、極力自然に近い形でのワイン造りを行っており、このキュヴェ ノーワットはそんな彼らの考えが形になったものの一つです。
除梗・選果

収穫されたぶどうは2回の選果を経て、完全に熟したぶどう(一部過熟ぶどうを含む)のみがセレクションされます。 収穫の際に用いる収穫籠は12kg容量の小さいもののみです。 ぶどうは全て手で除梗されます。 手作業による除梗は、同時に改めて選果の役割を果たすと同時に、葉を除去したり、ぶどうに混じっている小さい虫を生きたまま逃がしてあげることに役立ちます。
破砕・圧搾・櫂入れ(ピジャージュ)


ぶどうは次に足によって静かに圧搾されます。 その量は常に600リットルに制限され、上部開放型の小型タンクによって醸造を施します。 小型タンクによる少量醸造は、腕をワイン(ぶどうジュース)の中に浸しワインを肌で「感じる」こと、さらに、タンク内に渦を作りながらピジャージュを行う(バイオダイナミックの工程の一つ、ダイナミック化を思わせる方式です)ことを目的としています。 この段階ではSO2、外因性の酵母は一切使用しておらず、加糖、加酸、窒素混合も全く行っていません。 非常に冷涼な夜カバーを掛ける、真夏くらいに気温が上がった日に冷水をタンクにかけて冷やす以外、このような小量タンクでは温度コントロールシステムは必要とせず、野外か、もしくは(歴史上、蔵が一つも存在しなかった)トゥーロン市にあるデュペレ バレラの蔵にて醸造が行われます。
破砕・圧搾・櫂入れ(ピジャージュ)

コート ド プロヴァンス ノワット ルージュ 2018
■生産者:Dupere Barrera デュペレ バレラ
■葡萄品種:シラー55%、カベルネ ソーヴィニヨン45%
■醸造:二度の選果後、手作業にて100%除梗
ステンレスタンクにて野生酵母のみで醗酵
足踏みでの圧搾、手でかき混ぜピジャージュ
■熟成:テルトル ロートブッフ,ロマネ コンティの1~2年樽で24ヶ月熟成
■瓶詰め:無濾過、無清澄
■インポーター:ヴィントナーズ
■デュペレ・バレラ関連のワイン
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