真のグラン クリュとして知られる単一畑モンヴィリエーロ
ワイン名,ヴィンテージ |
BAROLO MONVIGLIERO バローロ モンヴィリエーロ 2011
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容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,14.5% , 赤ワイン,フルボディ
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ボディ |
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味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
イタリア,ピエモンテ州,バローロ
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生産者名 |
Terre del Barolo テッレ デル バローロ
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葡萄品種 |
ネッビオーロ100%
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醸造 |
除梗後やわらかくプレス、20~28度で醗酵
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熟成 |
フレンチオークのトノー(500~700L、20%新樽)で32ヶ月熟成
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原産地呼称 |
D.O.C.G. BAROLO D.O.C.G.バローロ
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インポーター |
稲葉
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商品詳細

Terre del Barolo テッレ デル バローロ

テッレ デル バローロは、1958年に設立した協同組合です。 イタリア・ピエモンテ州、カスティリオーネ ファレット村を拠点に、様々なワインを生産しています。 いまでは400軒以上の契約農家が所属しており、ヴィンテージによる違いはあっても、良い葡萄を選別することで品質の高いワインを生み出しています。 テッレ デル バローロのポリシーは、「毎年クオリティが上がるように努力すること。」 そして、「魅力的な価格で提供すること。」です。
バローロ最大級の規模とセンスを活かしたワイン造り

<キーパーソンはエノロゴ、ダニエーレ ポンツォ>
ダニエーレはアルバの醸造学校を出た後、カヴィオラやガヤで経験を積み、2003年テッレ デル バローロに移り、2007年からメインのエノロゴとして働いています。 「品質を向上させるために様々な試みをし、またモダンな要素を否定する訳ではないが、出来上がったものをみると伝統的な味筋を守っていることがわかってもらえると思う」と語ります。
<樽の使いは画家が色をえらぶようなもの>
ダニエーレは、同じワインを異なる樽に入れ、違いをチェックする樽の研究室を持っています。 樽熟成は、初めに試飲して樽を決め、1年後に試して次にどの樽を使うかを決めるという過程を経て、その後ブレンドしタンクで保存します。
<生産者組合であるメリット>
良い畑、良いワインだけを選んで瓶詰め出来ることで、毎年買った葡萄の30%前後をバルクで売っています。 品質を上げるために、畑での選別をより厳しく行い、タンクも葡萄の状態別に管理できるよう小さいものを使用するなど、工夫しています。

MONVIGLIERO モンヴィリエーロ

バローのエリア中でも北に位置するヴェルドゥノ村、 単一畑 モンヴィリエーロ。 テッレ デル バローロが所有する畑の中で最も伝統的です。 土壌はサンタガタ フォッシーリ泥灰土で、近くにタナロ川が流れている影響もあり、ミネラルが豊かです。 3軒の農家の葡萄を使っています。収穫は10月に行ないます。除梗し、やわらかくプレスします。 エレガントでデリケートなスタイルを目指し、醗酵温度を低くし(20~28度)、醗酵期間も短めにしています。 フレンチオークのトノー(500~700L、20%新樽)での熟成は、バローロよりも長く32ヶ月です。
「バローロよりもフレッシュです。 スミレやバラのニュアンスの他にも、白胡椒の特徴がよく出ているのはこのエリアの特徴と言えます。 タンニンがとてもデリケート、骨格がしっかりとしすぎず飲みやすい味わいです。比較的若いうちからでも楽しめるタイプです」
とダニエーレはコメントしています。

画像は2019/2/18 ストリングス表参道(旧青山ダイヤモンドホール)にて2012試飲のもの
タンニンはしっかりとしているが非常に滑らかで、果汁濃度も凝縮しており素晴らしい内容のバローロ。 隣に並んでいたバローロ・リゼルヴァと比較しても、タンニンの量や柔らかさ、アロマの豊かさ、果汁の渋みや酸味、甘味などワインを構成するさまざまな要素の厚みとバランスの良さが傑出している。 素晴らしいクオリティであるのに価格はノーマルのバローロとそんなに変りなく、味わいも価格も素晴らしい逸品だ。

*2019/2/18 テッレ デル バローロ テイスティング セミナー終了後、エノロゴのダニエーレ ポンツォ氏と店長

■生産者:テッレ デル バローロ
■エノロゴ:ダニエーレ ポンツォ
■生産地:イタリア ピエモンテ
■原産地呼称:D.O.C.G. BAROLO
■品種:ネッビオーロ100%
■熟成:フレンチオークのトノー(500~700L、20%新樽)で32ヶ月
■インポーター:稲葉
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