
ワイナート78号 『現地ソムリエが選ぶベストバイ30』に登場! |
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WINE-WHAT!?でも堂々の評価A |
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2019ヴィンテージ (税抜3,630円) |
【フランス/サントネ/750ml.】 タイプ:【赤・フルボディ】●●●●○ 深い色調、小さな赤い果実のノート。豊かな果実味が感じられ、余韻も長い。 低収量に由来する、熟したタンニンが楽しめる。 |

シャサーニュ1級モルジョの下部ににある 樹齢70年以上の最優良地の畑! |
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シャサーニュのプルミエクリュ、モルジョの下部ににある海抜270mの畑。粘土を含む泥灰質土壌で、鍬が届く深さに石灰岩が横たわる。 左画像赤線部分のレ・シャン・クロードは、右画像、モルジョを囲った楕円の左下部分に位置している。 |
Lucien Muzard et Fils リュシアン・ミュザール・エ・フィス |
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ミシュラン星付きレストランで採用 |
★★★3つ星 JOEL ROBUCHON(パリ) GUY SAVOY(パリ) BERNARD LOISEAU(ブルゴーニュ) LAMELOISE(ブルゴーニュ) ★★2つ星 SENDERENS(旧LUCAS CARTON)(パリ) ★1つ星 JULES VERNE(RESTAURANT DE LA TOUR EIFFEL)(パリ) 現在パリで話題の大人気レストラン:LE QUINZIEME(CYRIL LIGNAC)(パリ) |
再び注目を集めるサントネ |

ブルゴーニュでは、有名生産者や著名アペラシオンの著しい価格高騰と、地域全体の品質の向上により、それまでマイナー・アペラシオンとされてきたエリアに注目が集まっている。
例えば、サントネ。シャサーニュ・モンラッシェの丘陵と地続きという好立地にも関わらず、知名度の高い他のコート・ドールの村々の陰に隠れ、話題に上ることは少なかった。しかし、歴史的には高く評価されてきた産地であり、19世紀前半には現在の約1.5倍となる500ha近い畑からワインが造られ、ヨーロッパ各地で楽しまれていた。行政区画上の県としてのコート・ドールの最南端となるこの村では現在、生産量の85%を赤が占める。 <ヒュー・ジョンソンはサントネを「しっかりとした赤」と評し、同じ3ツ星格付けのジュヴレ・シャンベルタンやポマールよりも特にお買い得としている。 また、マット・クレイマーも著書の中で、サントネはおいしい赤の産地であり、その価値は食事との相性での中ではかられるべきだと述べている。 |
スターの一人と認める造り手リュシアン・ミュザール |

ブルゴーニュが誇るピノ・ノワールの銘醸地として目を向けるべきこのサントネで、クライヴ・コーツがスターの一人と認める造り手がリュシアン・ミュザールだ。
1645年の創業以来、この地でワインを造り続けてきた老舗であり、現在、9代目となるクロードとエルヴェのミュザール兄弟がワインを手掛けている。
父親のリュシアンの時代には、この村の他の生産者と同じようにワインをネゴシアンに売っていたが、1992年にワイン造りを引き継いだミュザール兄弟は、ドメーヌとして元詰めする道を選んだ。
彼らが頭角を現すきっかけとなったのは、1997年。
この年、ミュザール兄弟はコート・ド・ボーヌのジューヌ・タロン(ブルゴーニュの各地区でそれぞれ最高の若手ヴィニュロンに贈られる賞)を獲得し、彼らのブルゴーニュ、サントネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ、サントネ・プルミエクリュは審査員の最高評価を得たのである。
以降、ミュザール兄弟は理想のワインを求め、二人三脚で栽培・醸造の両面で試行錯誤を繰り返してきた。
彼らにとっての良いワインとは、「熟成のどの段階にあっても、常に楽しませてくれるワイン」。
高い熟度と強い抽出がもたらす濃厚さよりも、早くからおいしく飲めるバランスの良さを追及している。
栽培はリュット・レゾネというが、実際はほぼビオロジック。
ビオディナミの手法も取り入れており、ブドウの自己免疫力を上げるために植物から作った調剤も用いている。
除草剤は使わず、定期的に土を掘り起こすなど、土の状態と周囲の環境に配慮し、また健全なブドウを得るために、区画ごとにどのような処置が必要かを常に計算して畑仕事に取り組んでいる。
醸造面でも細やかな配慮が随所にみられる。 選果は畑とセラーで合計2回行っており、特にセラーでは選果台を用いて6人のスタッフが専任でブドウの状態をチェックする。 ピノ・ノワールは破砕せず、6割のみを除硬し、残りの4割は房ごと用いる。 数日間低温浸漬したのち、自然酵母で発酵。醸造過程では人の手の介入を最小限に止めており、ピジャージュもあくまで軽く行い、各畑に適切な抽出を見極めている。 16haの所有畑の内、10haをプルミエクリュが、5haをヴィラージュが占める。 その大半はサントネにあり、この村のクリマの充実度、各畑の個性の明確な表現、安定感ある優れたクオリティが専門各誌から高い評価を得ている。 サントネという土地柄、価格が手頃というのも魅力のひとつで、『ワイン・レポート2009』では、最もお買い得な生産者の一人に選ばれている。 畑とブドウの良さを自然な抽出で引き出したワインは、彼らが目指す通り、若い段階から調和的でおいしく楽しめる。 今、ガストロノミーで求められているワインそのものだ。 事実、彼らのワインはラムロワーズやロワゾーなど地元ブルゴーニュの名店をはじめ、ギ・サヴォワやアラン・デュカスなど、多くのミシュラン星付きレストランでオンリストされている。 |
=栽培方法= リュット・レゾネだがほぼビオロジックでブドウ栽培を行っている。ビオディナミの手法も取り入れており、ブドウの自己免疫力を上げるために植物から作ったビオディナミの調剤を用いる。 除草剤は使わず、定期的に土を掘り起こす他、季節に合わせて寄せ土や畝崩しを行うなど、土の状態と周囲の環境に配慮している。健全なブドウを得るために、区画ごとにどのような処置が必要かを常に計算して畑仕事に取り組んでいる。 =醸造方法= 選果は収穫中に行った後、選果台でも6人のスタッフが専任でブドウの状態をチェックしている。ブドウは破砕せず、6割を除硬し、4割は房ごと用い、数日間低温浸漬後、自然酵母で醸造を行う。各畑のテロワールを明確に表現するため、発酵中のピジャージュはあくまで軽く行い、各畑に適切な抽出を見極めている。ワインは全てバリックで熟成させ、瓶詰1ヶ月前にワインをブレンドし、自然に清澄。清澄・ろ過はしない。 |
Lucien Muzard Santenay Champs Claude Vieilles Vignes リュシアン・ミュザール サントネ シャン・クロード ヴィエイユ・ヴィーニュ2019 ■葡萄品種:ピノ・ノワール100% ■熟成:70%バリック12ヶ月(新樽30%)アリエ、ニエーブル産 30%フードルで12ヶ月 ■平均樹齢:70年以上 ■オーガニック:リュット・レゾネ(ほぼビオロジック) ■インポーター:フィラディス |
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お届けの箱は、使用済み飲料水の箱や、使用済みワイン箱を利用しています。
ワイン名,ヴィンテージ |
Santenay Champs Claude Vieilles Vignes
サントネ シャン・クロード ヴィエイユ・ヴィーニュ2019 |
容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,13% , 赤ワイン,フルボディ,
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ボディ |
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味わい |
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原産国 , 地方 |
フランス,ブルゴーニュ(サントネ)
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生産者名 |
Lucien Muzard et Fils
リュシアン・ミュザール・エ・フィス |
葡萄品種 |
ピノ・ノワール100%
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熟成 |
70%バリック12ヶ月(新樽30%)
30%フードルで12ヶ月 |
原産地呼称 |
A.C.SANTENAY A.C.サントネ
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インポーター |
フィラディス
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