

ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランを世に知らしめたマールボロ地区屈指のワイナリー 「クラウディ・ベイ」。 その「クラウディ・ベイ」の創業よりチーフ・ワイン・メーカーを務めてきたケヴィン・ジュッド氏が 「価格はクラウディ・ベイと同等で品質はそれ以上」を目標に掲げ独立を果たし,2009年よりリリースを始めた新ブランドがこの「グレイワッキ」です。 |
Wine Spectator90点! |

2015ヴィンテージ (税抜3,980円) |
【ニュージーランド/ブランコット・ヴァレー/750ml.】 ワインのタイプ:【白・辛口】●●●●○ 完熟したレモンやカシューナッツ、ショートブレッドの香り。スモーク、ラノリンのような香りも。 口中では複雑な味わいが広がり、リッチな完熟感のある柑橘類の果実味や硬質なミネラル感が全体を支え余韻まで長く続きます。 |
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除梗なし、全房醗酵、しかも天然酵母でバリック醗酵、どこかドミニク・ローランを想わせるような造りから厚みのあるワインになっている。完熟した柑橘果実の香りにナッツ、トーストの香り、オイリーな樽の要素がありながら、下支えしている良質で豊富なミネラルが素晴らしい骨格を造っている。ジャンシス・ロビンソンが一番のお気に入りと言っているだけあって素晴らしいシャルドネで、一流のブルゴーニュに肩を並べるクオリティー。
2018/11/8 虎ノ門マリンビルにて試飲 |
GREYWACKE グレイワッキ

グレイワッキは、ニュージーランドを代表するソービニョンの生産者、クラウディー・ベイで創業からチーフ・ワイン・メーカーとして約25年勤めたケヴィン・ジュッド氏が2009年よりスタートしたブランドです。 クラウディ・ベイと言えば、世界にニュージー・ランドのソーヴィニョン・ブランの品質の高さを知らしめたマールボロ・エリア屈指のワイナリーです。 そのクラウディ・ベイで約25年間品質を支え続けた確かな技術力と、小規模生産者だからこそ可能な丁寧な作業により、クラウディ・ベイより更に一段高い完成度の高いワインを産み出しております。 ブランド名のグレイワッキ(Greywacke)とは、ケヴィンと妻キンバリーが初めて取得した畑につけた名前です。畑にはニュージーランドの山、川、海とあらゆるところで見つける事の出来るGrey岩という堆積岩が多く含まれており、「いつか自分のブランドを造ったらニュージーランドを代表するワインになるようにこの名前にしたいな」とぼんやり考えていたケヴィンが1993年の終りに「グレイワッキ」の名前を登録しておりましたが、2009年にようやく念願叶って「グレイワッキ」をリリースする事となりました。 |
Kevin Judd ケヴィン・ジュッド
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ケヴィンはイングランドで生まれ、オーストラリアで育ちました。 世界的にハイレベルなワイン醸造学部として名高いローズワーシー大学(現アデレード大学の一部)でワイン造りを学び、卒業後はオーストラリア最古のワイナリーとしても知られるシャトー・レイネラで醸造家として働き始めます。1983年になるとニュージーランドへ移り住みセラックスでワイン造りに携わります。そして1985年にクラウディ・ベイの創立と同時に同ワイナリーのチーフ・ワイン・メーカーに就任。マールボロ最高峰のソーヴィニョンの品質を約25年間支えます。 そして2009年、50歳という人生の節目にクラウディ・ベイから独立。 自らのブランドGREYWACKE(グレイワッキ)をスタートしました。 |

またケヴィンは醸造家の傍らニュージーランドのワイン造りに関わる風景を20年間取り続けた 「プロのカメラマン」としての顔を持っています。 彼の初となるマールボロを舞台としたフォトグラフィック・エッセイ「The Colour of Wine」をはじめ 「Wine Dogs」、「Vineyards of NZ Calendar」は世界中で称賛されております。 わんちゃん好きにはたまらないサイト「Wine Dogs」はこちら→http://www.winedogs.com/ |
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クラウディ・ベイの畑 | ドッグ・ポイントの畑 |
ニュージーのソーヴィニョンを世に知らしめた素晴らしい葡萄畑グレイワッキは、ワイラウ・ヴァレーにあるブランコット地区の自社畑と、同じくワイラウ・ヴァレーのクラウディ・ベイと同じ契約農家より畑を借りてワイン造りを行っております。畑の管理を自ら行うのは勿論の事、ドック・ポイントのオーナーであり、ニュージーランドきっての有名栽培家アイヴァン・サザーランド氏によって完璧に管理されております。アイヴァン・サザーランドもケヴィンと同じく元クラウディ・ベイ出身。クラウディ・ベイに高品質な葡萄畑を貸出しながら、クラウディ・ベイの栽培責任者を行っていた人物です。 ワイラウ・ヴァレーはニュージーランドでも日照時間に恵まれ、海洋性気候に属し、夏から秋にかけてが穏やかな気候の為、暑さによって葡萄の酸やアロマティックな風味を奪われることなく、ゆっくりと完熟に向かうソーヴィニョン・ブランにとって理想の産地です。 ケヴィンが葡萄栽培にあたり最もこだわる点は「収穫のタイミング」です。 クラウディ・ベイではフレッシュなでハーバルなスタイルのワインを目指していたのに対し、グレイワッキでは「フレッシュ+奥行」のある、もう一段上の完成度を目指し、クラウディ・ベイよりもやや遅めの収穫を行っております。 |
★GREYWACKE CHARDONNAY グレイワッキ シャルドネ |
完熟した状態にて収穫され、除梗せずにプレス。 フレンチバリック(新樽率25%)にて野生酵母のみを使い発酵。 発酵は約12ヶ月間続き、その間、時々バトナージュを行いMLF後、 更に4ヶ月澱とともに熟成を行い2017年10月に瓶詰め。 ■品種:シャルドネ100% ■生産地:ニュージーランド マールボロ ブランコット・ヴァレー 【ジャンシス・ロビンソン.com掲載文章抜粋】 以前クラウディ・ベイにて醸造家として活躍していたケヴィン・ジュッドは、現在自分のワイナリー「グレイワッキ」にてワインを造っています。 ソーヴィニヨン・ブランやワイルド・ソーヴィニヨンなど造っているが、一番のお気に入りはシャルドネ2011です。 https://www.jancisrobinson.com/articles/greywacke-chardonnay-2011-marlborough |
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2018/11/8 虎ノ門マリンビルにて
グレイワッキのケヴィン ジュッド氏とキンバリー婦人と一緒に

お届けの箱は、使用済み飲料水の箱や、使用済みワイン箱を利用しています。
ワイン名,ヴィンテージ |
CHARDONNAY シャルドネ 2015
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容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,14.5% , 白ワイン,辛口
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ボディ |
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味わい |
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原産国 , 地方 |
ニュージーランド,マールボロ
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生産者名 |
GREYWACKE グレイワッキ
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葡萄品種 |
シャルドネ100%
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醸造 |
除梗なし,野生酵母醗酵(フレンチ・バリック,新樽率25%)
醗酵期間約12か月の後MLF醗酵 |
熟成 |
同バリックで澱とともに4ヶ月
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