樽発酵、樽熟成で造るトラディショナルなミュスカデ
ワイン名,ヴィンテージ |
Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie Tradition
ミュスカデ セーヴル エ メーヌ キュヴェ トラディション 2018 |
容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,12% , 白ワイン,辛口
|
ボディ |
![]() |
味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
フランス ,ロワール、ミュスカデ セーヴル エ メーヌ
|
生産者名 |
Domaine de la Foliette ドメーヌ ド ラ フォリエット
|
葡萄品種 |
ムロン ド ブルゴーニュ 100%
|
醸造・熟成 |
225Lと400Lのフレンチオーク樽醗酵
同フレンチオーク樽熟成9カ月
|
原産地呼称 |
A.C. Muscadet Sèvre et Maine A.C.ミュスカデ セーヴル エ メーヌ
|
インポーター |
稲葉
|
商品詳細

Domaine de la Foliette ドメーヌ ド ラ フォリエット

1926年にジョセフ ブロッソーがラ フォリエットをスタートし、ドゥニ ブロッソー、ジャン エルヴェ、エリック ヴァンサンの3人でワイン造りが行われています(ジャン エルヴェは2016年頃に引退)。 エリック ヴァンサンとドニ ブロッソーは同じ村の葡萄農家の出身で、エリックの父はドメーヌ ド ラ ブリオディエール、ドニの父はドメーヌ ド ラ フォリエットを持っていました。 1996年にエリックとドニは一緒に仕事をすることを決め、ドメーヌ ド ラ フォリエットの名前の元でパートナーシップを確立しました。 しかし、彼らはエリックの畑から造られたワインのために、ドメーヌ ド ラ ブリオディエールもキープしていました。 全てのワインはドメーヌ ド ラ フォリエットで醸造、熟成されます。 エリックは畑の担当で、ドニはセラーの仕事をしています。
ムロン ド ブルゴーニュ(ミュスカデ)は、実は長期熟成が可能な品種で、セラーには実験的に1976年のボトルを持っています。 熟成したワインは綺麗な黄金色で、酸が少し柔らかくなっていて、まるでブルゴーニュのようです。 生産量のうち、55%が輸出されています。

キラキラと光るミカシスト土壌


Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie Tradition
ミュスカデ セーヴル エ メーヌ キュヴェ トラディション

画像は2022/3/7 TKP品川カンファレンスセンターにて試飲のもの
<昔と同じように樽発酵、樽熟成>
樽発酵、樽熟成させたキュヴェで、40~50年前ミュスカデは全てこのように造っていたので、トラディションと付けました。 フュ ド シェーヌの表記があります。収量は45hL/ha。収穫した葡萄はニューマティックプレスで優しく圧搾します。 プレスした果汁を一晩置き、澱下げをします。 225Lと400Lのフレンチオーク樽(2~10回使用樽)を使い、15~18度で20~30日間発酵させます。 樽が強すぎないよう気を付け、新樽は使いません。 温度を下げてキープし、マロラクティック発酵はさせません。 きれいな澱と共に、9ヶ月樽熟成させます。 さらに瓶で熟成させ、出荷します。 金色がかった輝きのある黄色。かすかに樽からのバニラ、ヘーゼルナッツやアーモンドのアロマ。 口に含むと非常にフレッシュでバランスのとれた味わいが感じられます。 心地よく、長い余韻があります。最低でも15年、さらにそれ以上熟成可能です。
<店長のテイスティングコメント>
ミュスカデというとフレッシュな白ワインという印象があり、中には酸がトゲトゲしく強く感じるワインもあるが、 このワインは樽醗酵、樽熟成しているので、フレッシュな酸はワインに馴染んでおりバランスが素晴らしい。 解説にあるように樽のイメージも微かに感じる程度なので、生産者の意図したようにワインが出来上がっている。

ミュスカデ セーヴル エ メーヌ キュヴェ トラディション2018
■ 原産地呼称:A.C.ミュスカデ セーヴル エ メーヌ
■ ブドウ品種 : ムロン ド ブルゴーニュ100%
■ 醗酵 : 225Lと400Lのフレンチオーク樽
■ 熟成 : 澱と共に、9ヶ月樽熟成
■ オーガニック認証 :テッラ ヴィティス
<テッラ ヴィティス認証>
国際認定機関B.V.O.I.が生産者に与える減農薬栽培の認証。 栽培から醸造までの全プロセスを重視するだけでなく、周辺環境の土壌、水質、大気等の保全も重視している。 単に農薬を使わないといったものではなく、自然環境を保全するもの。