エルキ ヴァレーのパイオニア
ワイン名,ヴィンテージ |
Pinor Noir Gran Reserva ピノ ノワール グラン レセルバ2017
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容量・アルコール・タイプ |
1,500ml. ,14% , 赤/フルボディ
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ボディ |
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味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
チリ , エルキ・ヴァレー
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生産者名 |
VINA FALERNIA ビーニャ ファレルニア
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葡萄品種 |
ピノ ノワール 100%
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熟成 |
タランソー社製フレンチオーク樽(2~3年樽)で6ヶ月
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インポーター |
稲葉
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商品詳細

VINA FALERNIA ビーニャ ファレルニア


チリワインの産地の中心は、サンディアゴから南に集中してあり、エルキ ヴァレーのような北でワイン造りをしている生産者はいませんでした。 他のチリの生産者たちに、「あの二人のイタリア人は愚かだ」と非難されましたが、信念を貫き通しました。 彼らがワイン造りを始めた事で、エルキ ヴァレーは、チリ最北端の新しいワイン産地としてワイン地図に記されることになりました。
<4ヶ所の畑がそれぞれ個性的>
ワインの品質の90%は、適正な場所に葡萄を植え、適正な時期に収穫することにかかっていると考えています。 「ティトン」は、標高350mで海岸から近く海からの冷たい風のため、標高が最も低いにもかかわらず一番冷涼な畑です。 また、年間200~220日も午前中に霧が出て、樹に湿度を与え、強すぎる日差しを遮るため、気温が5~7度下がります。 その結果、成熟が遅くなります。 「プクラロ(サン カルロ)」は、標高515mで、プクラロ湖(人口貯水池)から近く、ワイナリーのすぐ裏に面しています。 ティトンよりも内陸にあるため、霧はほとんど発生せず、さらに乾燥しています。 日中はとても暑いのですが、夜になると急激に気温が下がります。 「ペドリスカル(ペドロガル)」は、標高650mです。整備に2年かけ、川の流れを変え、畑を造りました。 土壌は、川石が多く砂質で、グラーヴやシャトーヌフ デュ パプに似ています。 昼と夜の気温差が激しく、カルムネールに最適です。 「ホワンタ」は、標高1700~2070m、面積は30haです。おそらく世界で最も高い場所にある葡萄畑のひとつです。 日中は焼けるほど暑く、日が落ちると急に寒くなるという、寒暖差の激しい場所です。 水源があり、1500年前インカ時代の石で造った水路を利用しています。


Pinor Noir Gran Reserva ピノ ノワール グラン レセルバ

デカンターでゴールドメダル獲得
個性であるエレガントさを表現
広いエルキ ヴァレーの畑の中で、ピノ ノワールに最も適した条件の区画を見つけました。 ティトンの畑の気候が、冷涼な気候を好むピノ ノワールの栽培には最適です。 2つの異なる畑で造った葡萄を使っていますが、主となるのはティトンです。 土壌は花崗岩がメイン、粘土まじりの痩せた土壌です。 畑は南北に広がり、収量はとても低く、1haあたり3トン、ワインにすると20hL/haに相当します。 2つの畑の葡萄は収穫、発酵、熟成を別々に行います。除梗、丁寧に破砕します。 温度管理した2,000Lのステンレスタンクを使い、手動でルモンタージュしながら醗酵させます。 フランスの樽メーカーの中でもトップクラスのタランソー社のフレンチオークの樽(2~3年樽)で6ヶ月熟成。 新樽を使わず、2~3回使用した樽を使うことで樽のニュアンスが強すぎず、葡萄の個性を残しています。 マロラクティック発酵も樽で行い、ラッキングはしません。リリース前の瓶熟成が一番大事だと考えています。 味わいには、品種の個性であるクリーンな印象を引き出しました。 ブラックチェリーのきれいな香り。樽を使って熟成させていますが、樽香が強すぎることはありません。 なぜなら、お客様に感じていただきたいのはテロワールの個性であり、オークの香りではないからです。
■葡萄品種:ピノ ノワール100%
■産地:エルキ ヴァレー
■熟成:タランソー社製フレンチオーク樽(2~3年樽)で6ヶ月
■容量:1,500ml. マグナムサイズ
■アルコール:14%
■インポーター:稲葉