ベルジュラックの自然派が造る高品質ワイン
ワイン名,ヴィンテージ |
Chateau des Eyssards Rouge Cuvee Prestige
シャトー デ ゼサール ルージュ キュヴェ プレスティージュ 2018 |
容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,15% , 赤ワイン,フルボディ
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ボディ |
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味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
フランス,南西地方 / ベルジュラック
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生産者名 |
Chateau des Eyssards シャトー デ ゼサール
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葡萄品種 |
メルロ75%、カベルネ ソーヴィニヨン15%、カベルネ フラン10%
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熟成 |
フランス産オーク樽(新樽、1年樽、2年樽、各1/3)12カ月
タンクで5~6か月間熟成 |
原産地呼称 |
A.C.BERGERAC A.C.ベルジュラック
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インポーター |
稲葉
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商品詳細

CHATEAU des Eyssards シャトー デ ゼサール

シャトー デ ゼサールはベルジュラックで1929年からワイン造りを行なう生産者です。 オーナーで醸造家、世界市場への販売担当も兼ねるパスカル キュイセは、ベルジュラックの持つポテンシャルを信じて挑戦し続け、素晴らしいワインの生産者として世界的に知られるようになりました。 パスカルは情熱にあふれ、時には豪快な物言いのオープンマインドな人物で、「私の工場は外にある!」、「畑に足を踏み入れなくなったときが、私がワイン造りをやめるときだ」、「私たちは、一つのものに縛られるのではなく、品質の為に良いと思ったものは全て取り入れている」等、「パスカル語録」として親しまれるほど数々の名言を生んできました。
シャトー デ ゼサールのワインはコストパフォーマンスの高さで知られていますが、それは「マイナーな産地だから価格が安い」のではなく、「常に品質向上に挑戦し続けている」ためだと言えます。 これについてパスカルは、ある事件がきっかけになっていると言います。 「自分では良いワインを造っていると信じていたけれど、実際には全く造っていなかった。そうではないと気づいたんだ」。

シュヴァル ブランの畑で葡萄の実を食べて驚いた

シャトー デ ゼサールでは現在、自社で所有する葡萄畑は約60haとなり、毎年のように新たな品種を植えています。 近年では新しくマルベックやソーヴィニヨン グリ、ピノ ノワールの栽培を始めたそうです。 オーガニック認証はあえて取得せず、リュット レゾネで対応しています。
「認証を取得すると、ベト病が発生した場合、許可されているボルドー液(銅と硫黄)しか使用できない。 ボルドー液は雨が降ると流されてしまうため、何度も撒く必要がある。 しかし、銅は土の中に浸透して残留してしまう。 これは人体や自然環境に影響を及ぼすため良くないと考えている。 私たちは、普段からベト病対策用に、オーガニックの肥料を畑に必要な分だけ撒いている。 そうすることで葡萄も健康になるため、病害への耐性がついているんだ」。

スキンコンタクトが味わいの命! 葡萄の味わいは皮にある

「なぜかというと、葡萄の味わいは皮にあるからだ。 皮の成分が、果汁に行き渡る。収穫するタイミングを判断する際、以前は分析表に頼っていたが、今は頼らない。 その時、その時に葡萄を味わって確かめるんだ。自ら畑に出向き、葡萄を味わうことにより、すべてを把握することが出来る」
とパスカルは語っています。
パスカルがワイン造りに参加するようになった80年代、フランス国内でベルジュラックワインの市場は無きに等しい状態でした。 若者がバーで飲むのはパスティスやビールばかり。 そこで輸出市場に目を向け、ニューワールドを始め世界のワインに触れ、「世界中で素晴らしいワインが造られていることを知り、偏見を持たず常にオープンマインドでいることが大切だ」と悟りました。 オープンマインドであることで、革新的なワイン造りが出来たとも言えます。 20年以上前、ベルジュラックで誰もやっていなかったスキンコンタクトや、葡萄の酸化を防ぐために夜間に収穫を始めたのが彼らでした。 今では近隣の生産者もやるようになったそうです。
パスカルの娘であるフラヴィも父親譲りの性格で「ハードワークが大好き!」というほど。 「ガメイに挑戦したい!このエリアで今、栽培している赤は力強い品種ばかりだから、ガメイのようなフルーティな品種で飲みやすいワインを造りたい」、「南アフリカで収穫体験もしてみたいなあ」など、何かに挑戦したいという熱い思いが感じられます。 彼女もまた、オープンマインドでワイン造りに挑戦しています。

ボルドーの陰に隠れた不遇の産地ベルジュラック

<パスカル キュイセのコメント>
どんなにありきたりの品質でも、ボルドーワインにはボルドーとしての市場があるが、ベルジュラックは良い品質であっても市場は無かった。 だから、ネームバリューで売るのではなく、高品質かつリーズナブルな価格のワインということに重点を置くことにしたんだ。 また、ベルジュラックの近隣の人とも全く違う、独自のスタイルのものを目指した。 そのため隣人たちから、時には(よそ者という意味で)” オーストラリア人”とも言われたよ。
シャトー名前の由来は、伐採した山に若い木が育つ、それが沢山育っている状態をエサール(Eyssards)といい、小さな木、森という意味から、シャトー デ ゼサール(CHATEAU des Eyssards)としています。

Chateau des Eyssards Rouge Cuvee Prestige
シャトー デ ゼサール ルージュ キュヴェ プレスティージュ

画像は2018/10/23 ストリングス表参道にて2015試飲のもの
濃く、透けて通らない深いルビー色。 リッチでありながら、エレガントな風味が感じられます。 初めに洗練されたバニラのような樽の風味があり、適度にまろやかな酸味と果実味とのバランスがとれています。 凝縮した果実味に由来するほのかな甘い風味はありますが、全体的にはタニックで、飲み応えは抜群です。 サンテミリオンやポムロールのワインと比較して欲しい、コスパ抜群のワインです。

シャトー デ ゼサール ルージュ キュヴェ プレスティージュ2018
■A.O.C.ベルジュラック
■葡萄品種:メルロー75%、カベルネ ソーヴィニヨン15%、カベルネ フラン10%
■熟成:フランス産オーク樽(新樽、1年樽、2年樽、各1/3)で12ヶ月、タンク5~6か月間
■醸造:
発酵前に4~5日間スキンコンタクトさせ、ステンレスタンクで28度に保ちながら発酵させます。 フレンチオークの樽(新樽、1回使用樽、2回使用樽各1/3)で12ヶ月熟成、その後タンクで5~6ヶ月寝かせます。
■インポーター:稲葉
お客様の声
やまくり様 | 投稿日:2017年01月19日 |
おすすめ度:
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シャトー・デ・ゼサール キュヴェ・プレスティージュ ベルジュラック・セック(白)2012 のインパクトが強く、白2013年の在庫分に加えてルージュ2012を注文しました。白ほどのインパクトはなかったですが、2日に分けて普通に飲んでいて癖のないおいしいワインだと思いました。お店の方には、在庫数変化の連絡と合わせて柔軟かつ早急に対応いただき、有難うございました。
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お店からのコメント