

ヴァンサン ジラルダン エモーション シャルドネ ブルゴーニュ ブラン
コクとミネラル感豊かな ハイクオリティ“ACブルゴーニュ” |

2017ヴィンテージ (税抜2,850円) |
【フランス/ブルゴーニュ/750ml.】 【白・辛口】●●●●〇 葡萄はピュリニー、シャサーニュ、ムルソーの葡萄を使用しています。ムルソーはA.C.ムルソーの東側にあるA.C.ブルゴーニュのエリアです。ゆっくりと抽出するために、軽く圧搾します。軽く澱引きした後、500Lの樽に入れます。樽で10~12ヶ月熟成させます。月のカレンダーにしたがって瓶詰めします。「村名レベルでお買い得なワイン」を目指して造っています。ブルゴーニュ ブランですが、キャラクターがしっかりあり、レストランでグラスワインとして飲んで欲しいワインです。 「世界中を営業する中で、村名ワインのブラインドテイスティングにこっそりこのワインを出すことがあります。その時、『素晴らしいシャサーニュですね』、『素晴らしいムルソーですね』と言う方々がいらっしゃいます。このワインがA.O.C.ブルゴーニュだと分かると、絶賛して頂けますし、その事を大変誇りに思います」とマルコ カスケーラ(輸出・販売担当)は話していました。 |
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2017ヴィンテージも変わらぬ美味しさ。重複するので、詳しいコメントは下の2016ヴィンテージを参照してください。 2021/5/12 飯田橋インテリジェント・ロビーにて試飲 |
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ミネラルが下支えしたキレのある味わいとふくよかな果実味が両立していて素晴らしい。
一時、果実味を忠実に表現するために樽を使わない時期があったようだが、今は500Lの樽(新樽比15%)で12か月熟成しているので、樽からの要素もうまくワインに馴染んでいる。
ブルゴーニュ・ブランの枠にとらわれない、生産者の言う「村名レベルでお買い得なワイン」だ。 2020/9/14 稲葉東京オフィスにて2016試飲 |
VINCENT GIRARDIN ヴァンサン・ジラルダン |

1982年、ヴァンサン ジラルダンは親から相続した2haの畑と共に自らのワイン造りをスタートさせました。そして彼はすぐに成功を収めます。しかし、当時ヴァンサンは20代前半と非常に若かったため、生産量を増やしたくとも畑を購入する資金が十分にありませんでした。とはいえ、生産量を増やすためだけに、様々な区画の葡萄がブレンドされたワインを買い付ける事は好みませんでした。なぜならば、自分が好むスタイルのワイン造りを貫きたいと考えたからです。そこでヴァンサンは、近隣の顔見知りの葡萄農家達を訪問し、「ワインでは無く、葡萄の状態で買い付けさせてくれないか。」と彼らに持ちかけます。そうして、今となってはブルゴーニュでの先駆者となった、「ネゴシアンワインメーカー」としてのワイン造りが始まったのです。今では、多くの偉大なドメーヌもネゴシアンワインメーカーとして、ワイン造りを行っています。これにより、有名なドメーヌも含め「ドメーヌ〇〇」と名乗っていた所も、「ドメーヌ」という部分を無くしてラベリングするようになりました。
=キーパーソン= 現在、エリック ジェルマン(エノログ)とマルコ カスケーラ(輸出・販売担当)を中心に運営しています。エリックはヴァンサン ジラルダンの醸造責任者であり、ワイン造りの全てに関わっているキーパーソン。ムルソー生まれのムルソー育ちです。マルコはリヨン出身で、輸出とフランス国内の販売すべてを担当しています。 ワイン造りの哲学は、『畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに。』です。栽培や醸造には、ムーンカレンダーを使っています。畑は昔同様の人の手間をかける一方、醸造ではしっかりとした温度管理のできる完璧な近代設備を持つことが、温暖化していく中で、今後とても重要であると考えています。 =新しいヴィジョン、アプローチ= エリックはワイン造りの新しいヴィジョンや、アプローチをもたらしました。具体的には“伝統的なワイン造り”という事です。例えば、以前のヴァンサン ジラルダンのワインは非常にリッチで、樽香の強いワインでした。それに対してエリックがもたらした新しいスタイルは、ピュアで、エレガントで、より複雑味のあるワイン。ヴァンサン ジラルダン本人がワイン造りをしていた時代よりも、新樽の比率を極端に減らしています。そして同時に、熟成期間を長くしました。これまで短くて10~12ヶ月だった熟成期間を、冬を2つ越すほど(約18ヶ月)に長くしました。同じ時期に2つのヴィンテージ分を樽で熟成する訳ですから、もちろん樽の数も今までの倍必要となり、実はこの作業はとてもお金が掛かります。そのため、最初の数年間はとても投資にお金が掛かりました。しかし、エリックがもたらした新しいヴィジョンを実現させるためには必要不可欠な決断だったのです。 *2012年、ヴァンサン・ジラルダンは跡継ぎと健康上の理由から、ボーヌのネゴシアンに会社を売却。エノロゴのエリックが残る。現在、ヴァンサン・ジラルダン社のオーナーは、ジャン・ピエール・ニエだが、ワイン造り・販売に関しては全面的にエリックとマルコを信頼している。 <ヴァンサン・ジラルダン評価> ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック2019」で赤★★→★★★、『ムルソーに本拠とする白のスペシャリスト』と掲載。 「ワイン&スピリッツ」の「TOP 100 WINERIES OF 2019」に選出。 「ギド デ ヴァン ベタンヌ+ドゥソーヴ2019」で4ッ星生産者に昇格。同誌2020年版でも4ッ星評価を獲得。同評価の生産者はドメーヌ デュジャックやドメーヌ ルフレーヴ、ドメーヌ コント ジョルジュ ド ヴォギュエ、ドメーヌ ロベール グロフィエ ペール エ フィス等、そうそうたる顔ぶれです。 |

ギド デ ヴァン ベタンヌ+ドゥソーヴ2019で4ッ星に昇格。
ブルゴーニュワインが高騰する中、このように高評価を受けながら、手に届く価格設定であるのもヴァンサン ジラルダンの魅力です。 <ベタンヌ&ドゥソーヴ> かつて「クラスマン」を執筆していたベタンヌとドゥソーヴが独立、2008年版(2007年)から発行したバイヤーズガイド。 生産者の概説、生産者の評価は星の数で表され、最高は5ツ星評価、ワインは20点満点で評価されています。 数年毎に名称は変わり、2015年版からは「ギド デ ヴァン ベタンヌ+ドゥソーヴ」。 |
EMOTION CHARDONNAY エモーション・シャルドネ |
<僅か 3,000 本しか生産していない希少価値のあるワイン> 葡萄はピュリニー、シャサーニュ、ムルソーの葡萄を使用しています。ムルソーはA.C.ムルソーの東側にあるA.C.ブルゴーニュのエリアです。収穫は 100%手摘みで行っており、約2週間かけて作業を行います。 白ワインのプレス機は空圧式です。少しずつ、ゆっくりと圧力を上げ、大体2時間半くらいかけて絞っていきます。 軽く澱引きした後、500Lの樽に入れます。樽で10~12ヶ月熟成させます。月のカレンダーにしたがって瓶詰めします。「村名レベルでお買い得なワイン」を目指して造っています。 ■ 原産地呼称 : A.O.C.Bourgogne A.O.C.ブルゴーニュ ■ ブドウ品種 : シャルドネ100% ■ 熟成 : 500Lの樽(新樽15%)で12ヶ月熟成 ■希望小売:3,500円(税抜) ■インポーター:稲葉 |
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ワイン名,ヴィンテージ |
EMOTION CHARDONNAY エモーション・シャルドネ 2017
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容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,13% , 白,辛口
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ボディ |
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味わい |
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原産国 , 地方 |
フランス , ブルゴーニュ
(ピュリニー、シャサーニュ、ムルソー) |
生産者名 |
VINCENT GIRARDIN ヴァンサン・ジラルダン
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葡萄品種 |
シャルドネ100%
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熟成 |
500Lの樽(新樽15%)で12ヶ月熟成
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原産地呼称 |
A.O.C.Bourgogne A.O.C.ブルゴーニュ
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インポーター |
稲葉
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