世界一のテロワールを見事に表現した極上のブラン ド ノワール
ワイン名,ヴィンテージ |
UN JOURS DE 1911 NV アン ジュール ド ミルヌフサンオンズ
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容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,12% , 白スパークリングワイン,辛口
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ボディ |
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味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
フランス,シャンパーニュ(ブージー)
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生産者名 |
ANDRE CLOUET アンドレ クルエ
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葡萄品種 |
ピノ・ノワール100%(Grand Cru 100%)
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醸造 |
ソーテルヌで使用した1年樽にて一次発酵。瓶内2次発酵後78ヶ月以上熟成。
出荷時にデゴルジュマン。5g/Lのリキュール デ エクスペディション
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原産地呼称 |
A.O.C. CHAMPAGNE Grand Cru
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インポーター |
ヴィントナーズ
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商品詳細

ANDRE CLOUET アンドレ クルエ


モンターニュ・ド・ランスの100%格付けのグラン・クリュ「ブージー村」「アンボネイ村」は、言わずと 知れたピノ・ノワールの優良産地であり、アンドレ・クルエは、その地において極上のシャンパーニュを造る生産者です。 ブージーと隣村のアンボネイに両親が所有する、約8%の斜度がある最上の畑から収穫された葡萄のみを使用します。 クルエ家の先祖はかつて、ルイ16世やナポレオンの側近として遣えており、ナポレオンから譲り受けた領地で葡萄栽培やワイン造りをスタートさせたとジャン フランソワは語ります。 代々、ピノ ノワールから造るスティル ワイン、ブジー ルージュを造るメゾンでしたが、現当主、ジャン フランソワの祖父、アンドレ クルエがシャンパーニュを造りはじめます。

伝統を尊守しながらも独創的なシャンパーニュ造り

古くから所有する好立地の畑から産みだされた葡萄は、ジャン フランソワ クルエの独創的な造りによって高品質なシャンパーニュへと生まれ変わります。 ゆっくりと葡萄に圧力が掛かり、エグ味の少ない優しい搾汁が得られるという理由から、圧搾機は一般的に使われている丸い圧搾機ではなく長方形の木製水平プレスを好んで使います。 搾汁は一番搾りのテート ド キュヴェのみを使い、2回目の搾汁 プルミエ タイユは使用しません。


醗酵用のタンクは「一番搾り=テート ド キュヴェ」の2050Lに合わせて造った特注品を使用。
特注品を使用する訳は
●縦長で大容量のステンレスタンクだと、温度調節装置も外側に巻いており、上部と底部の温度差が発生する為すべてをカバーできずに温度にムラが出る。
●発酵槽の中に調節装置を据えれば一定の温度を保ちやすい。
というこだわりの理由から醗酵層を特注しております。 この特注品でクリュ毎に醸造を行います。
特注タンクでアルコール醗酵をスタートさせたマストは
【1】『醗酵の初期』
【2】【3】『醗酵中期の2段階』
【4】『醗酵の最終段階』
の4段階にわけてバリック(使用樽)に移していき、最終的にバリック内で醗酵を終了させます。 醗酵が終了したマストはタンクに戻し、更にバリックに移して澱引きを行います。 この醗酵の工程はジャン フランソワ自身が自ら考案した方法です。
「醗酵のどの段階でバリックとマストを触れさせるのが良いのか?」
という事がしばし議論されますが、ジャン フランソワは全ての段階に良さがあると考え、4段階のメリット全てを引き出す為にこの方法を行っております。 ブジー ルージュ以外の全てのキュヴェがこの醸造方法によって造られます。 その他にもフランソワのこだわりは随所に見受けられます。 5分間でセラー内の空気が完全に入れ替わる装置を採用し、醸造所の床をピカピカに磨きあげる事でブショネの原因となるバクテリア汚染を予防する等、品質追求の為には妥協を一切許しません。


22歳からこだわり続けたフランソワの努力は徐々に結実して、2004年にはスウェーデンの王様がクルエを大変お気に召し、王様の60歳の誕生日パーティーにもクルエのシャンパーニュが振舞われ、同パーティーにフランソワも招かれました。 また、クルエの品質を早くから認めていたスウェーデンのシャンパーニュ専門家リチャード ジューランの著書「4000シャンパーニュ」でも5つ星中の4つ星で評価し「ボランジェのようなスタイルと品質に向かっている」と高く評価しております。
<表記は無くともグラン クリュです>
アンドレ クルエはピノ ノワール100%格付けの「ブージー村」「アンボネイ村」に畑を所有します。 勿論エチケットにグラン クリュ表記が可能です。 しかしアンドレ クルエのエチケットにグラン クリュの表記はありません。 かつてアンドレ クルエはボランジェから『エチケットのデザインが似ているから変えろ』という言いがかりを付けられました。 その言いがかりに対し『少なくとも1911年 からこのデザインだった』というアンドレ クルエ側からの回答に対し、ボランジェ側が『だったらデザインは一切変えずにそのままにしろ』という不条理な要求を突きつけられました。 若き日の当主ジャン フランソワがこの要求にOKを出してしまった為、今でもエチケットのデザインを一切変えられず、今後もGrand Cruの表記を入れていないという経緯があります。

UN JOURS DE 1911 アン ジュール ド ミルヌフサンオンズ

シャンパーニュにとって20世紀最高の当たり年と言われた1911年に敬意を表し‘1911’という名前がつけられたメゾンの最上シャンパーニュです。 1911に使われるワインは、アンドレ クルエ独自の調査にて、斜度、向き、土壌、標高の観点からブージーの畑を徹底的に調べ、最良の10区画を特定(図参照)した上、試飲を経てセレクションしております。
<アドヴォケイト掲載文章抜粋>
リッチかつテクスチュアがあり豊かなシャンパーニュ。 ピノの表現力豊かな香りの層がグラスからはち切れんばかりに広がる。 最初から最後まで決して終わらない、口の中をを愛撫するような果実味の波は魅惑的なスタイルであり、衝撃的な深さや透明感、そして厳格さを備えており、まさに白亜質のニュアンスが崇高なフィニッシュを縁取る。 これは最高のお買い得品であり、皆さんが探す価値のある内の1本。

画像は2019/6/12ザ・ペニシュラ東京にて試飲のもの
ワイン アドヴォケイトの解説そのまま、ピノ ノワールの豊かな香りが押し寄せてくる。 果実味の豊かさや奥行きの深さがあり、これぞブラン ド ノワールと言えるシャンパーニュ。 フルート グラスではなく写真の様なグラスでじっくり味わっていただきたい。

■生産者:ANDRE CLOUET アンドレ クルエ
■生産地:フランス/シャンパーニュ
■原産地呼称:A.O.C. CHAMPAGNE Grand Cru
■葡萄品種:ピノ ノワール100%
■醸造:ソーテルヌで使用した1年樽にて一次発酵。瓶内2次発酵後78ヶ月以上熟成。
出荷時にデゴルジュマン。5g/Lのリキュール・デ・エクスペディション
■インポーター:ヴィントナーズ

アンドレ クルエ当主、ジャン フランソワ クルエ氏とザ ペニシュラ東京にて
お客様の声
飯星様 | 投稿日:2017年05月10日 |
おすすめ度:
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奥深い濃くがあり、美味いです。試飲会行きたいですねぇ
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お店からのコメント