イタリア白ワイン最高の造り手の一人
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送料にクール代金が加算されておりますので、改めてクール便購入の必要はございません。
また、保管に関しましても、ワインセラー、又は冷暗所での保管をお願い致します。
ワイン名,ヴィンテージ |
CHARDONNAY SELEZIONE LA BORA DI KANTE
シャルドネ セレツィオーネ ラ ボーラ ディ カンテ 2012
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容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,12.5% , 白ワイン,辛口
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ボディ |
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味わい | ![]() |
原産国 , 地方 |
イタリア,フリウリ ヴェネツィア ジューリア州
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生産者名 |
KANTE カンテ
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葡萄品種 |
シャルドネ100%
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醸造・熟成 |
マセラシオンは行わず旧バリックにて発酵、12ヶ月間熟成。
24ヶ月間ステンレスタンクにて安定させ、濾過せず瓶詰め。
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原産地呼称 |
I.G.T.VENEZIA GIULIA I.G.T.ヴェネツィア ジューリア
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インポーター |
ヴィントナーズ
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商品詳細

KANTE カンテ

イタリア最高の白ワインの造り手の一人とも称えられるカンテはトリエステの程近く、カルソに位置する生産者であり、一族は1840年頃からこの地にてワイン造りを続け、現在のオーナー、エディ・カンテ自身も、カルソのDOC認定の立役者であり、カルソのコンソルツィオ(協会)の初代会長でもありました。 ローマ時代よりカルソのワインは重用されており、この地にて造られたワインが薬として各地に広まり皆に親しまれておりました。 また、余談ですがプロセッコという言葉もカルソにあるProsek(プロセック)村に由来しているそうです。 カルソは地理学用語に使われるカルスト(スロベニア語:クラス、イタリア語:カルソ)の語源となった地域であり、その名の通り石灰質が豊富な土壌が特徴となり、ボーラ(BORA)と呼ばれる北から吹く地方風と合わさり、この地独特のテロワールを形成しています。

カルソの土地は地面のすぐ下に分厚い岩盤があり、土の少ない非常に痩せた土地のため、樹が大きくなりすぎず、自然と収量も落ちます。 所有する畑はイタリアに9ha、スロヴェニアに6haと、国をまたがって計15ha所有しております。 尚、以前はカルソのコンソルツィオ会長だったカンテですが、DOCの枠組みに縛られずワイン造りを行いたいため、現在ほとんどのワインはIGT、またはVdTとしてリリースしております。

カンテの象徴とも言える地下ワイナリー


カンテが語られる際、必ず登場するのが、カルソの分厚い岩盤をくりぬいた地下15mのセラー。 風の循環を良くするため丸いフロアになっております。 階層により温度、湿度が違い、各層ごとにその役割がわかれております。 温度管理機能付きのステンレスタンクでなくても、このセラーのお陰によりタンク内を適切な温度にて保てます。

カンテのワインは早くとも2年、物によって20年以上も熟成可能と言います。 そのため複数のヴィンテージをストックしており、飲み頃になってから出荷する為、生産量は少量ながらも大きなセラーが必要となります。 カンテは物事の本質のみを追求するため、化学肥料等の使用は一切行なっておりませんが、ビオ・ロジック、ディナミの認証には興味がありません。 SO2は瓶詰め前に極少量添加するのみです。

ワイン アドヴォケイト元テイスターも大絶賛

世界のワインラヴァーを魅了するエディ・カンテ。 ワイン・アドヴォケイトの元テイスター、アントニオ・ガッローニも彼の大ファンの一人であり、アドヴォケイトのワイナリー紹介にて下記のコメントを残しております。
<ワイン・アドヴォケイト#199>
イタリアに於けるコシュ・デリのような存在だ。
<ワイン・アドヴォケイト#193>
エディ・カンテはフリウリのスーパースターの一人だ。
<ワイン・アドヴォケイト#185>
フリウリに於いて最もユニークなワインの造り手の一人である。
<ワイン・アドヴォケイト#179>
彼のワイン(特にリゼルヴァ)には、「ぶっ飛んだ」という表現ですらまだ控えめな程に感動した。
<その他ガイドブック評価>

ワイン&スピリッツ誌 2011年世界のトップ100ワイナリーに選出

キオッチョラはその土地のテロワールを最も表現しているワイナリーに与えられるマークであり、フリウリではミアーニやラディコン、グラヴナー等、その他の地域でも、ピエモンテのエリオ・アルターレ、トスカーナのモンテヴェルティーネ,アブルッツォのエドゥアルド・ヴァレンティーニ、プーリアのジャンフランコ・フィノなど,その州を代表する生産者が受賞しております。

ワイナート88号「フリウリ特集」掲載
表紙にヴィトヴスカ2014が掲載された他、本文中の現地取材記事でも、グラヴナーと同じ最多の4ページを使って紹介されており、筆者の宮嶋勲氏から「カルソのワイン復興の立役者にして、ヴィトヴスカの救世主」「エディのワインはカルソの本質を表現している」と評されております。 また、テイスティング記事でも、ラ・ボーラ・ディ・カンテ2011が全体62本中2位タイの96点を獲得しております。

CHARDONNAY SELEZIONE LA BORA DI KANTE シャルドネ セレツィオーネ ラ ボーラ ディ カンテ

画像は2017/11/06 アカデミー・デュ・ヴァン青山にて2011試飲のもの
<ワイン アドヴォケイト#199掲載文章抜粋(2006ヴィンテージ)>
2006シャルドネ・セレツィオーネは強烈な果実の香りと鋭いミネラルが融合した香り。 黄桃やトロピカルフルーツ、スパイス、ミネラルの香りがグラスの中にて開く。 注目すべき見事な純度と深み、優れたバランス。 これはカンテからの素晴らしいワインである。・・・95pt
光沢感のあるペールイエロー。 パイナップルや洋なしなど、トロピカルフルーツの豊富なアロマに加え、清涼感のあるミネラル香やシナモンなどのスパイス香。 アタックは柔らかく、まろやかな旨味と柔らかい酸が広がります。 余韻も長く、綺麗なミネラル感が持続します。
<店長のテイスティングコメント>
ワイナートの解説のように、まだ完全に開いてはいないが、2006ヴィンテージを最初に飲んだ時のような岩盤のように硬く閉じた状態化からは開き始めていて、鉱物質のクリーンなミネラルにシャルドネのアロマが感じられる。 とにかく綺麗でピュアな味わいのワインで、カルソというテロワールとカンテという造り手の特徴が見事に表現されているワインだ。

シャルドネ セレツィオーネ ラ ボーラ ディ カンテ 2012
■生産者:KANTE カンテ
■生産地:イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州
■原産地呼称:I.G.T.VENEZIA GIULIA
■品種:シャルドネ100%
■醸造:マセラシオンは行わず旧バリックにて発酵、12ヶ月間熟成。
24ヶ月間ステンレスタンクにて安定させ、濾過せず瓶詰め。
■インポーター:ヴィントナーズ
■スタンダードラインのシャルドネはこちら
■SO2含有量が非常に少ない為、品質劣化のリスクが高くなりますのでクール便発送とさせていただきます。
送料にクール代金が加算されておりますので、改めてクール便購入の必要はございません。
また、保管に関しましても、ワインセラー、又は冷暗所での保管をお願い致します。