週刊モーニング2009/11/19 NO.49号
ワイン漫画「神の雫」のコラム「今夜使えるワイン談義」に登場!
(登場したのは2003ヴィンテージです)
| サンテミオリオンの頂点に君臨する シャトー・オーゾンヌ所有の秘密蔵! 財布に優しい カジュアル・オーゾンヌ! |
| 【フランス/サンテミリオン/750ml.】 ワインのタイプ:【赤・フルボディ】●●●●○ オーゾンヌと同じ哲学で生み出したオーゾンヌのカジュアルワイン。 葡萄の厳格な選別に由来するフィネスとしなやかさを兼ね備えたクラシックなスタイル。 今一番飲み頃のヴィンテージ2004。 |
| 4度の100点満点と 2度の98点を獲得している シャトー・オーゾンヌ |
*ワインアドヴォケートのシャトー・オーゾンヌの評価
| ボルドーの5つの1級シャトーと右岸のオーゾンヌ,シュヴァル・ブラン,ペトリュスを合わせた8大シャトーの中で最も生産量が少ないシャトー・オーゾンヌ。グランヴァンで1万8千本,セカンドのシャペル・ドーゾンヌでも9千本しか造られない。そして価格もペトリュスに次いで高い。メドックに比べると,オーゾンヌはボルドーというよりブルゴーニュだ。生産量の少なさ,見渡せるほど狭い畑,そして畑にも醸造所にも造り手の体温が感じられるからだ。しかし70年代から80年代にかけて,オーゾンヌは右岸屈指と言われるテロワールのポテンシャルを完全に発揮できていなかった。所有者のデュボワ・シャロン家とヴォーティエ家の間に内紛があったからだ。オーゾンヌの真の栄光が始まったのは現当主アラン・ヴォーティエが実権を握った1995年以降だ。それ以降のオーゾンヌの品質向上は目覚ましい。 フランス最高評価誌「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」においてはサンテミリオン地区で唯一,最高格付けの三ッ星を獲得。フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌも「1997年以来全てのヴィンテージがサンテミリオンの頂点に君臨する。」とコメントし,最高評価を与えている。ワイン・アドヴォケイトにおいては,近年のヴィンテージは4度の100点満点と2度の98点を獲得。サンテミリオンのロマネ・コンティと言っても過言ではないほどのもの凄い評価を受けている。しかし,これらの素晴らしい評価の反動で,シャトー・オーゾンヌは,もはや一般人が簡単に購入できるワインではなくなってしまった。 ところが,オーゾンヌの支配人アラン・ヴォーティエが同じサンテミリオンに所有しているもう1つの秘密シャトーがある。それがシャトー・シマールだ。オーゾンヌと同じ栽培・醸造チームによって造られるワインだが,これまでアメリカ以外には輸出されていない幻のワインだった。オーゾンヌの支配人アラン・ヴァーティエが、オーゾンヌと同じ哲学で生み出したオーゾンヌのカジュアルワイン、期待が膨らみます! |
【シャトー・シマール】
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シャトー・シマールの起源は16世紀に遡り,当時サンテミリオンの貴族によって所有されていた。その後,シャトーはClaude MAZIEREクロード・マジエールが買収。1954年からはヴォーティエ家とマジエール家による共同所有となっている。現在,シャトー・オーゾンヌのオーナー兼支配人であるアラン・ヴォーティエが,このシャトーの支配人を務めている。シャトーを共同所有するマジエール家は,アラン・ヴォーティエの叔父にあたり,そのマジエール家の意向もあり,今までシャトー・シマールのワインはフランス以外ではアメリカにしか輸出されていなかった。 しかし,マジエール家の叔父が亡くなり,販売権が |
| アラン・ヴォーティエ氏と娘のポーリーヌ |
| アラン・ヴォーティエに移ったことから,今年から他国への輸出が解禁となった幻のワイン。 シャトーはサンテミリオンの南部に位置するシャトーで,ラ・モンドットと同じステファン・フォン・ナイベルグ伯爵が所有し,ステファン・デュルノンクールが醸造長を務めるカノン・ラ・ガフリエールに近接している。シャトー・シマールは,砂混じりの小石土壌の畑のテロワールと、醸造に使われる葡萄の厳格な選別に由来するフィネスとしなやかさを兼ね備えた、クラシックなスタイルが高く評価されています。複雑でありながら,柔軟でバランスが取れたワインです。 |
| ワインは,温度管理機能付きのステンレスタンクとコンクリートタンクで発酵。発酵収量後,12〜15日間の果皮浸漬を行い,その後,バリックに移しマロラクティック発酵と熟成。熟成期間は18ヶ月。 ■AOC サンテミリオン ■葡萄品種:メルロー70%,カベルネ・フラン30% |
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| ワインはグリルした赤身肉にピッタリです。 仔羊や鴨,ジビエ料理にも良く合います。また,リゾットのような複数の食材を組み合わせた 料理と合わせても良いでしょう。チーズであれば,どんなチーズにも完璧にマッチします。 |
【ロバート・パーカー「ボルドー第4版」より】
| オーゾンヌを所有していたデュボワ=シャロンとヴォーティエの2つの一族の関係は友好的なものであると思われていたが,内紛と,ワインづくりの考え方に関する絶え間ない摩擦が高じて,1990年代半ばに,ヴォーティエ一族はデュボワ=シャロン夫人からシャトーを買い取った。 醸造責任者であったパスカル・デルベックにとって代わったのはアラン・ヴォーティエで,彼はリブヌルのミシェル・ロランから,醸造についてのアドバイスを得ている。デュボワ・シャロンとデルベックのワインづくりを支持する人々は,オーゾンヌのワインづくりが,より外向的で商業主義的なスタイルになったと文句を唱えるが,これは利己的な愚痴を持つ人々の愚痴でしかない。ヴォーティエとロランの管理下で最も顕著な変化は,天候が許せば収穫をやや遅らすこと,マロラクティック発酵をタンクではなく樽の中で行うこと,セカンド・ワインの導入とともにブドウの選別を厳しくすることである。新しい体制下でつくられた最初のワインは壮観な出来で,オーゾンヌのエレガンス,フィネス,そしてミネラルをベースとした並はずれた特徴のすべてを備え,さらにより凝縮感があり,強烈であった。事実,樽と瓶でのオーゾンヌのエルヴァージュは輝かしいもので,しかもこのワインは,デュボワ=シャロン/デルベック陣営の非難に反して,「オーゾンヌらしさ」を何1つ失ってはいなかった。私は,オーゾンヌが,才能あるアラン・ヴォーティエの指導のもと,より一貫性を備え,より高い品質を目指すものと期待している。 |
【テイスティングの印象】
*シャトー・シマール2004のコルク
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| 紫の強い鮮やかなルビー色(写真右)。 上からのぞくと、床が茶色いからではなく、熟成の兆しが見え始めた茶色も感じる(写真左)。 香りは完熟した赤い果実、ベリーやチェリーのアロマに、カシスなどの黒色系果実の香りも感じ、そのあとにスパイス香などが加わる複雑な構成になっている。 タンニンはしっかりと感じるがきめが細かく、土壌の恩恵からか、ミネラル感が心地よい。 色から想像できるように、上品な酸がリードする非常に綺麗なワインで、右岸の現代的なマッタリな感じのワインとは違いクラッシックなスタイル。 アロマは減退してくるが、味わい重視なら抜栓2日目がおススメ。 |
| オーゾンヌと同じ哲学で オーゾンヌのオーナーが造る カジュアル・オーゾンヌ! |

【シャトー・シマール2004】にお客様の貴重なご感想をいただきました。
| おすすめ度 ★★★★☆ ユキちゃん様 シャトーシマール(2004)は2日目に飲め! このワインはたまたま2日がかりで飲んだ。2日目に楽天某ショップで購入してセラーで寝かせていたシャトールパン・ボーソレイユ(2003)と飲み比べた。ボーソレイユは4600円(ルパン、ボーソレイユ両方とも無関係とのこと。名前がすごい)。ボーソレイユ2000年も2ヶ月ほど前に飲み、気に入りの1本。2700円(シマール)と4600円のハンディキャップマッチである。1日目にはほとんど印象が残らなかったシマールが2日目に見事な変身を見せてくれた。ボーソレイユとほぼ互角の味わいである。大健闘。後日、越後屋さんからのメールで内田店長のグルメ晩餐のリポート「シマールは2日目に・・・」の感想。まさにその通り。シャトーシマールは開栓後2日目に★4ツ半になる。 【シャトー・シマール2004】についてのお客様の声は こちらから |




































