【ワイン高温劣化が心配される地域のお客様】
ページ左下の注意事項をご覧いただき、クール便を購入してください。普通便で発送し、高温劣化した不良品の返品には対処しかねますのでご協力をお願いいたします。
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2007年の世界最優秀ソムリエ アンドレアス・ラーソン氏お気に入り ソムリエとしての初オーダーが プピーユ! |

2012ヴィンテージ (税抜3,700円) |
【フランス/コート・ド・カスティヨン/750ml.】 ワインのタイプ:【赤・フルボディ】●●●●● 濃く、絹のように滑らかなワインが品評会でも話題となり、専門家によるブラインド・コンテストで最後まで『シャトー・ペトリュス』と張り合った、というエピソードは有名。 どっしりとした深みのあるダークルビー。 とても凝縮したクラシックな香りで、チョークのようなミネラル感がある。 樽の風味が完全にワインに溶け込み、繊細でエレガントなアロマ。 ブラックベリーなどの凝縮した、それでいてフレッシュ感のある果実味と、長く余韻に残るバランスの取れたフレーバーが印象的。 |
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2012はまだ若干硬さが目立つが豊かなアロマは健在。
土壌の持つミネラル分を豊富に吸収していて、メルロー主体の2,000円クラスのボルドーワインとは明らかに格の違いを見せつける。
グラスに注いでじっくりと時間をかけてワインの変化を楽しみながら飲んで欲しいワインだ。 2018/2/8 TKPガーデン品川ボールルームにて試飲 |
2009ヴィンテージのセミナーに参加してきました |
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左の写真右と右の写真がプピーユ2009、左の写真左はセカンドのシャトー・プピーユ2011。
フィリップ・カリーユと従弟パスカルが造るレスカノ・バイ・プピーユに比べて、セカンドのシャトー・プピーユは濃い紫色に写ったが、プピーユはさらに濃い深い暗紫色(写真ではわかり辛いが)。
熟したメルローの妖艶なアロマが豊かで、シャトープピーユとの格の違いは歴然。
奥行きが深く逞しいフルボディ、タンニンが豊富で、まだ若干若い感じはあるものの、今でも十分に楽しめる。 2014/5/22 輸入元、モトックス・オフィスにて |

左からプピーユのフィリップ・カリーユ氏、店長、シャトー・レスカノ・バイ・プピーユのパスカル・ブエックス氏 |
【プピーユとカリーユ家】
1990年代中頃から突如注目を集めるようになったプピーユ。 その 「濃く、絹のように滑らかなワイン」が品評会でも話題となり 専門家によるブラインド・コンテストで 最後まで『シャトー・ペトリュス』と張り合った というエピソードは既に繰り返しお伝えしてきたとおり。 「カリーユ」家は、サン・テミリオンを拠点に、1790年には既にワイン造りを始めていました。 フィリップは父方と母方両方のシャトーを受け継ぎ、現在3つのシャトーの運営をしているオーナー 醸造家。 ウノローグ(醸造士)でもある彼は、若い時からその能力を発揮、海外各地のワイナリーで醸造技術者として請われ活躍してきました。 シャトーは、カスティヨンの北西に位置し、サン・テミリオンから尾根がつながっている丘陵地帯の 一角にブドウ畑があります。 |
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岩盤はサン・テミリオンからつながった石灰層、その上を粘土層が覆っており、地質学的にはサン・テミリオンと同じ土壌になります。 そうしたプピーユの畑には、メルロ種が見事にマッチします。 フィリップが引き継いでから、ワインの品質・味わいは大きく向上。 より自然な栽培方法、より厳格な収穫時の選別、樽熟成中に澱とワインが均一に接触する為の「回転式樽ラック」の導入など不断の改革を進め、年々その品質を向上させ、「より優しく深い味わい」へと発展しています。 また、「高品質なワインを生み出すためには栽培は自然でなければならない」と考える彼は、ほとんど有機といっても良い栽培方法(⇒ リュット・レゾネ)を採っており、2008年ヴィンテージよりエコセールにて有機栽培の認定を受けました。 |
現在、オーナーを勤めるフィリップ・カリーユ氏は18歳の時、ボルドーを出て、南アフリカ、ギリシャ、アメリカ、ドイツなど世界中のワイナリーで修行を積みました。 その後ボルドーに戻り、「プピーユ」を父親から引き継ぎました。 海外での経験により、「自分の嫌いなタイプのワイン、好きなタイプのワイン」を知った事が、現在のワイン造りにも生かされている、と言います。 彼自身が買い足した「イストワール・ダン・ヴァン」などの畑を合わせると、現在は合計18ヘクタールの畑を所有しています。 ちなみに、プピーユとは「丘のはしっこ」という意味。 その土壌の素晴らしさに惹かれて、彼の父はこの土地に住み着いたそうです。 |

*セミナーでのフィリップ・カリーユ氏(輸入元、モトックスより)
2007年の初めに、シャトー・プピーユのオーナー醸造家である、フィリップ・カリーユ氏が来日しました。普段はすごくお茶目な人なのですが、セミナーの時は極めてまじめに熱く語ってくれていた姿がとても印象的でした。 話を聞いていて、一番心に残ったのは、有機栽培に関する話でした。 彼は2004年から有機栽培に移行しているのだけれど、周囲の生産者にも説得して有機栽培に移行してもらったそうです(熱く語る姿が見えます、上の写真)。 そして彼には夢があって、それは、コート・ド・カスティヨン全ての300のシャトーが有機栽培になるように呼びかけ、「1アペラシオン全てが有機栽培という、今までにない事を実現すること」なんだそうです。今はまだ「そんな夢を語っても、『何を言っているんだ。』と思われることも多いけど、がんばっていきたい」と語っていました。 彼の考え方が当たり前になる日もそう遠くないのかな、と思ったりもします。 |
【完全な有機栽培を目指して】
彼がこだわる 有機栽培 の方法とは ・・・ 1. 畑を耕すこと = 根を地中深く伸ばすため、横に生える根をなくす ⇒ 根が土壌の深い所のミネラルをしっかり吸い込めるようになる ⇒ ミネラルの豊富なピュアなワインになる 2. 肥料を極力与えない センサーを区画ごとに植えて、ブドウの木が健全な状態にあるようチェック (天候・温度 etc ・・・)。 有機栽培に認められている肥料でも極力使用しない。 3. サン・テミリオンに研究所を設立 酸化防止剤を使用しないでワインを造る為にも、自分自身でサン・テミリオンに研究所を設立 してしまった。 ⇒ 現在では100を超えるシャトーから分析を依頼されるように。 また、環境問題への取り組みにも熱心で、浄水設備も完備。 排水時には一度浄水してから川へ流している。 また、ブドウの枝を焼いた熱を暖房に利用したりもしている。 そして、彼の夢は ・・・ A.O.C.コート・ド・カスティヨン全ての300のシャトーが有機栽培になるように呼びかけ、 「1アペラシオン全てが有機栽培」という、 今までにない事を実現することなんだそうです。 |
【 樽熟の秘密 】

*「オクソライン」と呼ばれる回転式樽ラック
多くのシャトーは ・・・
ブドウの皮や澱がキュヴェの中を舞って、しっかりと果実味を引き出すように、バトナージュを行う。 しかしこれは、蓋を開けるため、 酸化のリスクがあり、結果的にSO2が必要になる。 また、かき混ぜるための器具を用いるので、 清潔でない場合、バクテリアも心配。 そこでプピーユは ・・・ 「オクソライン」と呼ばれる回転式樽ラックを用い 蓋を開けずに澱がワインの中を舞うことを可能にした。 1日1回、回すことで、十分に果実味や色素を引き出すことができるし、凝縮度が出る。 酸化の恐れもなく、ワインが健全な状態。 |
Poupille プピーユ2012
■ ブドウ品種 : メルロー 100% ■ 平均樹齢 : 35年 ■ 土壌 : 底土に石灰質をもつ、粘土質 ■ 栽培面積 : 13.45ha ■ オーガニック等の情報 :ビオロジック ■ オーガニック認証機関: Ecocert(有機認定) ■ 平均年間生産量 : 20,000本 ■ 醗酵 : セメントタンク ■ MLF : ステンレスタンク ■ 熟成 : フレンチオーク樽熟成 36ヶ月 (225L、新樽比率 60%、1年使用樽 40%) ブレンドのため、ステンレスタンクで6か月 ■ 味のタイプ : 赤・フルボディ ■希望小売 4,550 円(税抜き) |
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お届けの箱は、使用済み飲料水の箱や、使用済みワイン箱を利用しています。
ワイン名,ヴィンテージ |
Poupille プピーユ2012
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容量・アルコール・タイプ |
750ml. ,12.5% , 赤ワイン,フルボディ,
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ボディ |
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味わい |
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原産国 , 地方 |
フランス,ボルドー,カスティヨン
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生産者名 |
Chateau Poupille(Vignobles J.M.Carrille
シャトー・プピーユ(J.M.カリーユ) |
葡萄品種 |
メルロー100%
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熟成 |
オーク樽(バリック、新樽比60%)36か月
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原産地呼称 |
A.C. COTES DE BORDEAUX コート・ド・ボルドー
(カスティヨン・コート・ド・ボルドー) |


